JavaScript製の将棋棋譜再生プレイヤー「将棋タイム」

概要

将棋タイムは、ブラウザ上で将棋の棋譜を再生するJavaScript製のプレイヤーです。
KIF形式の文字列を美しいHTMLに変換します。

名称未定-1.png

ダウンロード

2019/11/05 将棋盤の左半分をクリックした時は、1手前に戻る動作にした
https://github.com/worldace/shogitime/archive/master.zip

使い方

1. shogitime.jsを読み込む
2. 属性type=”kif”を持つタグを用意します。scriptタグ推奨
3. そのタグの中に「KIF形式のテキスト」または「KIFファイルのURL」を貼り付ける

これだけでサンプル画像のように自動変換されます。

指し手コメントの表示、任意局面から開始、変化手順、評価値グラフなどの機能もあります。
詳しい使い方はZIP中の説明書をお読みください

KIF形式について

・Web上で作成するなら、局面図をWebで作成
・Windows上で作成するなら、ShogiGUIで「編集 → 棋譜コピー → KIF形式」

KIF形式サンプル

指し手のみの最もシンプルなKIF形式

1 2六歩(27)
2 4二銀(31)
3 2五歩(26)
4 3二金(41)
5 7六歩(77)
6 3一角(22)
7 3八銀(39)
8 5四歩(53)
9 2七銀(38)
10 5三銀(42)
11 2六銀(27)

局面図のみ。これもKIF形式。

後手の持駒:なし
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂v銀v金v玉v金v銀v桂v香|一
| ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・v角 ・|二
|v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩|七
| ・ 角 ・ 銀 ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 ・ 金 玉 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし

詰将棋の作り方

解答付き詰将棋の作り方をShogiGUIで説明します。

1. 局面編集 → 局面編集開始
2. 局面編集 → 詰将棋初期配置
3. (駒を配置してください)
4. 局面編集 → 局面編集終了
5. 詰ボタン → 思考タブに読み筋が表示される → それを右クリックして「読み筋を分岐に追加」
(一手一手駒を動かして、正解の手順を自分で操作入力してもOK)

これで完了です。あとは
テキストで保存するなら: 編集 → 棋譜コピー → KIF形式
ファイルで保存するなら: ファイル → 名前を付けて保存(KIF形式)

開発状況

・将棋盤のサイズを変更できるように
現在はピクセル決め打ちなので無理。どうすればいいのか、長期的な課題

・一文字駒が欲しい
1文字駒、裏が赤い、フォントはモトヤ新楷書3、SVG、影はCSSでやれよさげ
モトヤ新楷書3.png

・IE/Edgeでレンダリングがバグる
ダイアログを表示したりすると、マス目がおかしくなる時がある
1ページに2つ以上将棋盤がある時に発生する?再現性が分からない

・(内部的な話)
selectedIndexが描画関数の外に出てるのを直したい

・終局表現(詰み)以降のコメントが拾えない

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JavaScript製の将棋棋譜再生プレイヤー「将棋タイム」” への1件のフィードバック

  1. 将棋盤の左半分をクリックした時は、1手前に戻る動作 というのは良いアイデアですね。 目からうろこです。 自前の将棋サイトでやはりJSを使った将棋盤を動かしているのですが、右クリックで戻る動作にしており、これではモービルデバイスでは戻れないなあと思案しておりました。 アイデアいただいてよろしいでしょうか?

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